<3677>「所感(230)」

 野球選手がさ、ルーキーにしても一軍デビューしたばかりの選手にしても。

 

 おう、いいよ経験経験、がんばれがんばれって最初は言われてたはずが。

 

 戦力になると、当たり前に計算されるようになり。

 

 その計算に満たなければ無限に文句を言われ、少し満たしているぐらいではそんなの当たり前とばかり、触れられもしなくなるの。

 

 やっぱり人間だからその変化には戸惑うよな、と思う。

 

 どう対処するかは別になくて、準備して試合に臨むだけだろうけど。

 

 自分を心的にどこに置くかってのは最初はめちゃめちゃ不安定になりそうというか。

 

 ベテランとか中心選手ではない訳だし。

 

 ただもうものの数ではある訳で。

 

 文句しか言われなくなったってことはあなたはもう戦力なんですよ。

 

 ものの数なんですよ、って言われても何も癒されはしないあの感じ。何だろうね、あの砂漠感。

 

 で、ずーっとこの砂漠を行くことになるのか、もういいや、砂漠から出れなくても、って思ってて、大分経ってから気がついたとき、そういやあの砂漠からいつの間にか抜けてたなって結局なるんだけどね。

 

 そこまでが長いのよ。

 

 機械的に準備するのが一番って気がする。その砂漠の間はね。