<3612>「所感(198)」

 何もない。

 

 静かな空白。

 

 そういう時間が、場所が、異様に心地が良いときと。

 

 死ぬほどこわいときがある。

 

 

 人生といっても、それはこの当たり前の日常と別のものではない。

 

 人間はこの1日というもの以外の場所にいることはないので。

 

 ぞわっとする瞬間も、最高に心地の良い瞬間も、1日のうちに両方とも普通に訪れることがあり。

 

 そうか、ここは人生だったのだと改めて驚くことがよくある。

 

 

 一日の中でいろいろ思ったり考えたりしたはずだけど、家でひとり静かになって、見事に何も思わないし考えない時間がある。

 

 何もやってないと思うだけは思うのだが、実際にはいろいろと細々としたことをやっている。

 

 行動と実感が一致しない。