<3564>「回転初時」

 にぶく、、

 このヒ、

 ふる手、、

 ふりわけて、、

 からだのなか、

 いちいちのかげ、、

 いちいちの光線、

 見ながら、、

 姿そこに見ながら、、

 あたしは届く、、

 現在に、

 すっかり姿をし、、

 すっかり形をする、、

 ものの動機、

 ものの走り、、

 いちいち見つめ、

 いちいちながす、、

 

 よく、

 そこをおさえた、、

 からだの機構、

 からだ態度、、

 そだてて複数、

 そだてて集中を、、

 ここにきかせ、、

 ここにすます、

 あたりがうらやみ、、

 あたりがうながす、

 ここさっと過ぎ、、

 かんたんに巻く、、

 次々におどろく、

 どこをたのむ、、

 どこをながす、、

 回転の初時、

 うらがえす、

 うらを見る、、

 はてを見る、

 ひるがえる、、

 なかになかに、

 かくある回転、、

 かくよ時刻、、

 かくはぐちから、、

 ものに、

 また身体を招んで、、

 

 ひとりで招待する、、

 読んで、、

 ものとらえてはあそぶ、、

 かたり、

 いくつものひだ、

 いくつものさし、、

 からださし、、

 ものみ、

 もののまま、、

 ものの予期・・・