<3534>「回転、回転」

 回転の、

 そのうしろに、

 あなたをはっきりと用意した、、

 ものを、

 特に先とは思えぬなか、

 含み、、

 あなたは遠くなった、、

 どこからのヒか、、

 私には分からず、

 私はただ立った、、

 ものを数えて、、

 そこにすぐに来る、、

 私ははてになった、、

 

 はてからよくかぞえ、、

 よくあつめうる、、

 この印育った、、

 この印よくぞかぞええた、、

 私のかたち、

 私のふくらみに、、

 かこを想像し、、

 かこまとまりながら、

 よく見てる、

 よく見たもの、

 その場に、

 回転してやまないものを、

 あたしは探す、、

 あたしは探しながら、

 ここらの集中、

 感嘆へ、

 まっすぐに入っていく、、

 さてどこへ行こう、

 どこへとつながろうと、、

 私が呼吸を置く、、

 私がいのちを置くと、

 それぞれに見えてくるヒの形、、

 うかんで、、

 うかんだままで、、

 そこを通る、、

 そこを通りすぎるのに、

 からだつかまえて、

 そっくりになり、

 そっとおりていくことになり、

 あたしは日の続きになる、、

 

 日の形見事にあらわせ、、

 そのつづり、、

 その温度に、

 私はしっかりと、

 すべてをふくみ、、

 すべてをふくませてきたもの、

 長い季節、、

 長い回転、、

 夢のようです、

 何が、

 しずかな映像をつくるのか・・・