<3525>「所感(155)」

 原因がよく分からないまま存在し、原因がよく分からないまま解消されていったことがある。

 

 料理や掃除など、日常のなかで当たり前に存在する家事をやるとき、ちょっとした震えが走っていた。

 

 やりながら、早くこの作業から離れたいと、頭というより身体がそう言っているような現象がずっと続いていた。

 

 ここ最近、それらは解消されて、ゆっくり、ただ淡々とそれらの作業に従事することができるようになったんだけど。

 

 何故解消されたかは分からない。

 

 勉強しているときや運動しているときは出なかったので、はっきりそうとは気がついていなかったけど、苦手意識とか恐怖感があったのかもしれない。

 

 料理や掃除に恐怖感・・・?

 

 まあ、一見馬鹿げているけど、そういうのもあるものなのか、どうか。

 

 今は、特別楽しいとも嫌だとも思わないままやれるようになっている。