<3501>「液、記憶のなかを駆ける」

 一度の夜に、

 ただ垂らした、、

 ものが見え、

 ものが散らす、、

 あたしの調べ、

 身体に線、、

 身体沸騰線、

 内時、

 内時、含む、、

 かたちはさむ、

 かたちはばむ、、

 今の通り、

 今の言葉の通り、

 私は、

 液にして、、

 その姿を舐める、、

 その姿身体ともに、

 その姿身体なおし、

 

 ひとつかがめ、、

 ひとつかれ、

 ひとつこれ想像の方法、

 想像の方途、

 あたし内情しずか、、

 しずかに走る先、

 からだひとつかみ、、

 ひとつ先のところへ、、

 いま行くいま入る、、

 いま招ぶ、

 かきだす、、

 からだのさなか、、

 からだ回転速度、、

 ひとつ招んでくれ、

 ひとつの感度、、

 ひとつの調整、

 速度、

 あたしはさまる、、

 あたし透明の、

 その物事、

 長い、

 その液体の記憶、、

 はこべ、、

 ただたいないにふるえがくる、、

 

 あたしの長い記憶のなかを、

 液がかける、、

 ああそう、

 もっともっと、

 もっと駆けてくれ、、

 もっと、

 ずっとそこにある身体、

 招んでくれよ、、

 ああそう、

 もっと、底、、

 底に、液、もっと、

 もっとついて・・・