<3497>「先を見る」

 からむのか、、

 あたしは小さく、

 どこぞへ出る、

 これら、

 すべての記憶のなかに、

 私はいる、

 私はいながら、、

 どこへも走る、、

 どこへもつらなる、、

 からだ漏れてしまいそう、、

 都合に、

 しずかにそい、

 あたしは居る、、

 あたしは過去に、

 どこにいる、、

 どこから泡をむく、、

 あたしは外に、

 それぞれで育ち、、

 いくつの仕方、、

 

 またれる、

 またつなぐ、、

 いろのない、

 回転のわたし、、

 回転から、

 すぐに育ち、、

 すぐに膨らむ、、

 ものを数え、

 もののなかに、、

 ひとりでいること、、

 ひとつの数え、、

 ひとつのひらき、、

 あたしは揺れ、

 あたしは誘い、、

 ひとつの緊張、、

 ひとつのながれ、

 まだ見る、、

 まだ先を見る、、

 まだ先々を見る、、

 どこまで通るか、

 それも知りえないまま、

 うまく、

 かんたんにくる、、

 かんたんにつながり、、

 あたしは挑む、、

 あたしは道、、

 あたしはさわぐ、、

 

 誰と言い、

 何と言い、、

 はしゃぐかなた、

 あたらしい回転、、

 ものの揺らし、、

 もののはてまで、

 ずっと来て、

 ずっと流れる・・・