<3496>「所感(141)」

 あちゃー。自動車の卒検落っこってしもた。

 

 大分序盤に停車の場面で縁石に寄りすぎてしまった。

 

 その後駄目なことが分かってるまましばらく運転してなきゃで辛かった…。

 

 明日またやり直し〜。

 

 

 そんなことを考えて乗ってる大袈裟な人はいないと思うけど、自動車の練習ってめちゃくちゃ人格の陶冶に役立ってる気がする。

 

 自分のミスは大体雑であるところに現れるんだけど(停車の寄せのミスも、面倒だってんで一気に寄せようとしてしまった)。

 

 自分の雑さが可視化される場面ってあんまり日常にないというか。

 

 自動車に乗ってるとそれがはっきりと出る。普段より分かりやすく出るというか。

 

 丁寧は正義。

 

 

 あと、これは自動車に限らず何でもそうだけど、仕事とか生活とか。

 

 上手いとか下手より、ひとつひとつが冷静に、ちゃんとできているかの方が大事なんだ。

 

 毎日平均点を出せることの方がよほど大事なんだ、ということに気がつける。

 

 全体的な運転は私の方が上手いとか、そんなことは大勢には全く関係がない。

 

 そういうことを学ぶ。

 

 

 あと、技術的に未熟なところは、突かれなきゃ大丈夫と思っていてもそうは行かないってのを痛感する。

 

 結局1番大事な場面で思わぬ形で露呈するというのが人生の常だ。

 

 苦手な領域を、わざわざ得意に持ってかなくて良いとは思うけど、最低限問題のないようにカバーはしておかなきゃな、と思ったよね。