<3491>「行き来、うん、」

 からだもの層に、

 いくつも、

 激しく畳んだ末、

 溢れていくものごと、

 道中に、

 ものひとつずつ用意する、

 からだかくれ、

 ひとつずつを、

 順番にきいたあと、 

 わたしたどる、、

 わたし記憶の線と、

 集中に、

 そこからついていく、

 たったひとつの印、、

 

 ものどこへでも溢れ、、

 しずかな場所、

 私は巻き、

 一連の姿、

 一連の表情、

 次々にころげ、

 次々にながれながら、、

 あたしそこ空想、、

 ふつうの範囲、

 ふつうの行き来、

 形、範囲、、

 あたし言葉こぼす、、

 あたしその場、、

 あたしみてかわし、

 あたしかたち上々、、

 上を向く、

 ながれるもの、

 下を向く、

 ながれていくもの、

 あたし水を行く、

 水通る、

 次々次々、

 用意された速度、

 用意された時間、

 手を握る、

 ものを握る、、

 しずかに、

 ものが滑ってゆくのに、

 私は、

 しずかな光景など、

 合わせて、

 

 からだはずみつつ、

 よくおぼえ、

 よく知り、、

 からだうしろの方へ、

 よく出て、

 よくかわき、、

 私どちらから来る、、

 どちらから、

 その辺りの記憶へ・・・