<3489>「からだほうけ私ほうけ、減る」

 あたしかいだんの、

 そこのところ、

 ひとしく見る、

 ひとしくかわす、

 ゆっくり走る、、

 ゆっくりまわる、、

 どこをさいて、

 からだの向き、

 どこを伝えて、いる、、

 わたしには正面、

 わたしには花、、

 からだ見えて、

 からだ複数の、

 

 まのあたりよぎる、、

 あたしくらがりから、

 すこし見る、、

 すこしかげで、

 かたちむく、

 かたちほうけ、、

 どこにたどる、、

 どこにひそむ、、

 わたしほうけ、、

 わたしはほうけが減る、

 なんだ、

 これは人間か、、

 私には、

 責任がある、、

 気は、

 満ちたり空になったり、

 そのヒごと忙しい、、

 わたしは生む、、

 少しずつ生む、、

 まだ、とか、

 もう、とか、、

 言葉にのせない、、

 私は行く、

 それだけ、

 私は数を数えて、、

 先へ、

 どんどん先へ行く、

 それだけ、、

 それだけの話だ、

 ここにある、、

 

 ここで話す、

 時刻ごと、、

 ここへ振り向く、

 あたしのと、

 あたしの生と、、

 よく読んで、、

 よくかわす、、

 ものみなはれるよと、、

 からだわたす、

 からだもどる、、

 しずかな熱・・・