<3484>「所感(135)」

 今はちょうど、何もモヤモヤしていないし、特に飛び上がるほど嬉しいことがあるという感じでもなく、ちょうど凪だ。

 

 私と、世界と、両方とも淡々としているようなイメージ。

 

 こういうときは、無機質に、数字を重ねていく。

 

 作業を重ねていく。

 

 

 何も思わないし何も感じない、という状態になると、何かそれを悪いことのように考えてしまうのだけれども別にそうではない。

 

 何も思わないし何も感じないフェーズにいるだけだ。

 

 階段でいうと踊り場。

 

 

 今の世界とは別に、経験し終えた世界を後ろに持っているのは幾分心強いものだ。

 

 それ、前にもあったね、ってなって、それ以上は特に何も思わない。

 

 

 後、諸々仮に起きたとしても、それが起きたらこうするああするってのが全て決まってるから、凪なのかもしれない。

 

 あっちこっちをみて彷徨っていないというか。

 

 淡々としてるときは淡々と行こう。