ものが順調に進んでるってことは、先に行かなきゃならんってことで。
というのも、何かが順調に進んでりゃあ、本音としてはそこに長く留まりたいってのがあって。
ちょっと前まで、どうすりゃいいんだって、もがいてたはずが、コツを掴んで慣れてきて、すーっと滑るように先に進んでるとき、ふとそのことに気がついてさびしくなることがある。
さびしいけど、さびしかろうが名残惜しかろうが、もう行かなきゃならん。
あがく時間は時間で苦しいんだけど、そこに留まれるっていうよろこびがあるよな。
先に進んでる気持ち良さはあるけど、慣れ親しんだものと別れなければならない痛みがある。
流れて過ぎていく全てにハートを送りつつ、先に行く。