<3468>「行く身体あたしどこへ行くの」

 ふたつのヒのはた、

 かたち、

 どこを通る、、

 どこを、

 過ぎていくもの、

 みな新しく、

 みな記憶のなか、、

 過去へと、

 走り去っていくもの、、

 どこにも映る、、

 どこで確かめる、、

 浮き上がり、

 飛ぶ身体、 

 行く身体、

 なぜか集まり、、

 なぜかかわかす、

 予想、、

 慎重な回転の、

 そのせなか、

 そのみたさ、、

 

 その不確か、

 あたし招んで、、

 あたしこわい、

 あたしこわいの、、

 どこへさわぎ、

 どこへあるの、

 この身体、

 ふたつに用意され、、

 それぞれ、

 好きに過ぎる、

 好きに歌う、、

 大小様々、

 日本、

 あたしどこ行くの、、

 うん、

 しずかな歩道、、

 すこし移る、

 すこし、

 あたしに対して、

 はっきりしてくるもの、

 それぞれが、、

 時間に対して、、

 ものめずらしく、

 なってくること、、

 

 今ふくらんで、、

 どこにもない、

 形のなかのひとと、

 しずかに遊び、、

 今膨れない、

 今それぞれで、

 からだにかけたもの、

 順にきこえる、、

 順にめばえて、

 あたしはうしろ・・・