<3460>「なかでふるえる」

 生きる同士、

 かんたんに、、

 かんたんにひびく言葉同士、

 マ、同士、

 なぜか、

 投げている、、

 汗の中で、

 動いている、、

 からだ、

 すべて用意して、、

 私は流れる、、

 すべての声、、

 すべてのマに、

 あなたしずか、、

 あなたしずめて、

 うかぶ言葉同士、

 ここで長く、

 こたえている、、

 

 あたしの生命ようの、

 いろや形、

 その振り、

 その匂い、、

 ああ瞬間に、

 からだ、

 すべて戻るだろうそれ、、

 私は、気がつき、、

 この延長のなか、

 ひとりで、

 時刻を集める、、

 なぜかは、

 はっきりとは分からないまま、

 なかに行く、

 なかで揺れる、

 なかで振るえる、、

 液がいくつも垂れ、、

 液がいくつも合う、

 ふたつ、、

 この振動のところで、、

 ながく、、

 あたしのそばに集まって、、

 ながく、

 ながく、、

 

 あたし汗をかく、、

 つめたい記憶、

 あたし汗を、

 もういちどかく、、

 どこまでいける、

 どこまでのぼる、、

 しずかなからだのなか、、

 やがて、

 それが潜るところ、、

 あたしは探り、

 順番に、

 ここへかえってきたように、

 みえている・・・