<3442>「二重の渦と、あなたと、」

 延びる、、

 あたしヒの、、

 見つからぬ場所から、

 次々延びる、、

 あたし声の延長、

 素直にのびて、、

 どんどんと先へ行き、

 形流れる、、

 形もうでる、、

 色増すこと、

 色とどけにくること、、

 あたしふさぐ、、

 あたしみまもる、

 どこに出るのか、

 どこにゆれるのか、、

 分からず、、

 分からぬまま、

 

 たのむ、、

 いちどその身、

 いちどそのなげから、、

 ここに生まれ、

 ここに二重、

 二重で良い、、

 あなたは生命、

 あなたはふつう、、

 よく届き、

 よくつかみ、ながら、、

 あたしは見る、、

 あたしはすべての方角を、、

 それぞれへの揃いを、

 ずっと確かめて、、

 あたしは行く、、

 かたちかこになる、、

 かたちあたらしく、

 次々に入る、、

 次々に戻る、、

 自己を、

 はっきりと、

 確かめえるのに、、

 それは、

 どこの仕業か、

 あたしはっきりする、、

 あたし話す、、

 あたし外へ行く、、

 

 二重の渦と、あなたと、、

 わたしと未来と、、

 その先と、

 とても近くで、、

 あたしは生まれていて、、

 どこに行くの、、

 私はひらいていて、、

 あれはどこのさわぎ、、

 どこからのたのみ、

 つねにながれこむ・・・