<3439>「所感(114)」

 最近送別会とかをやってもらって。

 

 会話の仕方を今までは完全に誤解してたんだな、と思った。

 

 間を埋めるために会話の種をいろいろと探るのはアイドリングで。

 

 本分は、相手のいい部分とか、好きだなと思う部分を直接、相手に伝えることにある。

 

 もう、それをちゃんと果たせれば、他には何もいらないぐらい。

 

 もちろん、適当に褒めてたら意味なくて、ちゃんと本当にいいと思っている部分を伝えないと意味がないんだけど。

 

 それさえ出来れば、極論、後の時間は何も話さなくていいぐらい。

 

 余韻が心地いいから。

 

 それに気がついてから、沢山喋る必要もないことを悟った。

 

 相手のなかに、私の言葉によって良い波がひろがれば、何も、仲良くなるのに沢山の時間は必要ないんです。

 

 アイドリングのみで会話を埋めようとしていた私が馬鹿みたいで、愛おしい。

 

 会話に臨むのも、苦手じゃないけど、それでもこのことに気づけてより楽になった感じがする。