<3435>「所感(112)」

 そういえばこの前、懇親会に行ったとき。

 

 今までは全然出来なかったのに、スムーズに負け顔を見せられるようになっている自分がいて驚いた。

 

 何がきっかけだったのだろう。分からない。

 

 現実内でちゃんと人と関わって生きると決めたことが、徐々に効いてきた結果だろうか。

 

 負け顔を曝すのだったり、ダサいところを見せて笑い話にするのだったり。

 

 前は一切そういうのが出来なかったから、自分でも自分のことを、

 

「こいつ全くかわいくないな」

 

と思っていた。

 

 

 そういう意味で、私はこれからもっとかわいくなれる可能性を含んでいて、グッドだ。

 

 もっと人気出ちゃうぞ。

 

 

 負け顔を曝せたり、ダサい自分を見せれたりするようになると、人に主体的に関われるようになる。

 

 好き好きって近づいていくことも、ダサさを厭わないから出来るし。

 

 結果だめでも、

 

「ダメだった~かっこわり~慰めて~」

 

 ってできるから強い。

 

 

 私はこれから、仕事でも、家庭でもなんでも、リーダーになろうと思っている。

 

 リーダーに本気でなろうとする人間は、ダサさを隠していてはだめだ。

 

 分かりやすく見えるようにしないと。

 

 痛い思いをしないと。

 

 それで皆の気持ちをほぐせる、そういう人間にならないと。

 

 ダサくて、かわいくないと、人気も出ないし。

 

 人気がない人間は、リーダーになれない。

 

 もっと、ダサく、情けなくなる。