<3434>「生涯ゆすぶる」

 すぐにその場、、

 その道の駆け、

 私は散らばり、

 私は結ぶ、、

 はてのない、

 もののかぞえの年、、

 あたしは空時、

 あたしは空間、

 あたしは空路、、

 訳も分からず、

 その分からないこと、

 そのさなかに、、

 身体だけ持って、

 私ははしゃぐ、、

 私はみている、、

 

 私は次々、

 からだの場所で、

 今の印を持ってみると、

 それからの流れ、

 それからの生まれに、、

 あたしは生涯来る、

 生涯求め、

 生涯揺すぶる、、

 胎内、

 水、はいたい、、

 そうそう通らず、、

 あたしかたちたまる、、

 なぜかはらい、、

 液、埃、舞うこと、、

 記憶より太く、、

 記憶より近く、、

 あたし探る、

 探る、

 近くを少しずつ、

 触れること、、

 しずかに抱かれて、、

 いまは水、、

 いまは曇りの、、

 次々に生まれる呼吸、、

 あたしはのび、、

 あたしはゆく、、

 

 よくからだまとめた、、

 よくこのなかに、

 うん、

 しずかな装置、、

 しずかな祝い事、、

 あたしの間近の、、

 ひとつひとつのよびごえが、

 ここに来るのを、

 私は知っている、、

 私は、すなおに、

 よろこんでいる、、

 よろこびながら、、

 身体の回転として・・・