<3422>「私は円、胚胎するその腕」

 かたち生まれそう、

 少し揉まれて、、

 日々長く、

 日々回転、、

 ことば知る、

 ことば足るところへ、

 すなはかわき、

 すなとともに、

 着く人、、

 着く景色、、

 あたし歩みをし、

 からだ日々をし、、

 日々はそこ、、

 そこに立ちながら、

 からだ縦回転、、

 それぞれの道、、

 それぞれのありか、、

 

 まず含んだ、、

 まず全体に、

 身体が鳴った、、

 身体同調し、、

 しずかにしずむ、、

 しずかにかぶさって、、

 私の水の隙間、、

 糸を得、、

 糸とともに、

 踊りながら、、

 私は円、

 私は弧

 私はキュー、

 私は弓、、

 からだはちのじ、、

 ものみとめ、、

 ものゆする、、

 あたしだいたいのヒ、、 

 どこへもぐる、、

 どこへかさなる、、

 

 あたしはいたい、、

 はいたいするそのうで、

 のなかに、、

 身体すべて、

 身体本当に住まっている、、

 どこぞへたれる、、

 どこぞへこの呼吸、、

 よく招待されて、

 あたりまえにもどる、、

 あたりまえにひびく、、

 すべての別れ、

 すべての開始、

 あたしはそこを、、

 しずかに打つと、

 ものみとめる色、音、、

 ひそかな作用、

 ひそかな出来事・・・