<3409>「所感(99)」

 数学が好きだけど、弱い。

 

 という自己認識なので。

 

 好きをしっかり本物にするという意識で、1年半ぐらいゆっくりと時間をかけて、小学校算数から中学校数学とおさらいをしてきた。

 

 そして最近ようやっと高校数学に向かえている。

 

 大学数学まで行くかどうかはちょっと分からないので、大学数学は隠れボスみたいな感じで。

 

 もう高校数学が大ボス、最終ボスと言やあ最終ボスだ。

 

 

 それで今のところは、完敗。

 

 数Ⅰでもヒイヒイ言っている。

 

 そうか、どこでつまずいたのかを探そうと思っておさらいをしてきたここ1年半ほどの数学ジャーニーだったけど、高校数学だったか。

 

 難しさが今までとは段違いだ。

 

 ただ、学生時代と違うのは、今出来なくてもいずれ出来ればまったく問題ないから、心情として焦っていないということと。

 

 これだけうちのめされることに対して喜びを覚えていることの2点だろうか。

 

 学生時代だったら、出来なさすぎるとなったとき、大量に冷や汗をかいていただろうと思う。

 

 でも今は、自分にとって高すぎる壁を前にして、うちのめされながらにやにやしている。

 

 そうか、こんなに出来ないことがあったか、と。

 

 こんなに出来ないかね、が喜びになる世界に入ってきてしまったら、もう、良い意味でも悪い意味でもおしまいだ。

 

 最後までゆっくり、じっくり押していく。

 

 どこまでも付き合う。