セトリが出たので。ネタバレも大丈夫でしょう。
4月4日の東京公演に行って参った訳ですが。
「呼び名」で始まり、「坂道」で終わる構成はニクいですねえ。
なんかストレートに始まりと終わりを作るなら、「坂道」スタートの「呼び名」終わりでも良さそうなもんですが。
「坂道」終わりで家路につく心地良さですよ。
初めて聴いたのは「世界のつづき」と「窓」と「やまんばマンボ」。
「世界のつづき」と「やまんばマンボ」に関しては、ちょっと普段の折坂さんの曲群とはカラーが違う感じがして、新鮮だった。
「鯱」はライブで聴けてこそ、という感じ。迫力もあり、楽しい。
「ハチス」で折坂さんは波に乗るように踊っていた、のが印象的。
ああいうふうに乗っかったらいいんだ普段から、という発見含みの。
「正気」は何度か聴いているうちに大好きになった曲。エンディング近くで不穏になるところまで含めて大好き。ライブで聴けて良かった。
「光」。
うん、「光」。
いやあ、生で聴けるとは思わなかったな。折坂さんの曲のなかでも大分上位に来る好きな曲で。
流れた瞬間背筋が伸びました私。
これに関してはやってくれてありがとうございます、という感じ。
そして、そして、「さびしさ」。
一番好きな曲。
数カ月おきくらいにライブに行かせてもらうけれども、いつもセットリストに入れてくれてありがたいなあ。
本当に、大袈裟なことを言うと、「さびしさ」は歴史上、過去、現在、未来、どこの地点に連れて行ったって通用する、人間の普遍的な歌だと思っています。
100年、200年の時間経過にだって耐えうる力のある歌だと思っています。
まず、自分自身がそう思える歌に出会えているという喜び。
それをライブで聴けるという喜び。
嬉しい。嬉しい。
それをどうしても伝えたいのでした。
またライブのチャンスを窺おう。