<3397>「生まれておくれ」

 ひとのあとのものね、、

 かたちあつまる、

 ゆっくり、

 その他の呼吸も、

 私がそこに、含める、、

 そんな気がする、、

 そんなものが、

 ここを通る気がしている、、

 あたしには、

 ものをするどく見る目が、

 しずかな体温を持つ、

 その日が、

 どこかにあるようだね、、

 優しい気持ち、

 響きです、、

 

 あれ生まれておくれ、、

 ある境、、

 あるけはいの、

 ものにそまり、

 ものから先、、

 次々に、

 戻ってはまた、

 先へ先へ、、

 あなた順にきこえている、、

 あなた順にふくらんでいて、

 ゆっくりと流れる、、

 流れのなかに、

 そうとうな量、

 それは流れる、、

 それはかくれる、

 あたしふく、

 あたししずかな道のそばで、

 それは吹く、

 それは想像通り、

 水の、

 まだ見えていない場所で、

 それらは来る、

 一度読む、、

 

 一度静かに、

 そのものごと、

 じっくりと転がったあと、、

 またさらに、

 その先へ、

 あつまる作業、

 よく見ている、、

 よくもの見えているところから、、

 あたしはつづき、

 あたしはあふれる、、

 まだ見、

 まだかぞえる、、

 うん、

 集中したヒのさけび、、

 なにもない、

 なにもないあいだの出来事も・・・