<3383>「所感(87)」

 作業から作業へスムーズに移るのを極めたい。

 

 そのためには、あっちこっちにすぐに移れるという事実で心にマウントを取らないこと。

 

 すぐ次に移れることを特別なこととは思わないこと。

 

 マシンになれたらいいのに。

 

 

 みたいに思って実践してきたのの途中経過というか。

 

 何年目だ、何年やってんだ、という話ではありますけども。

 

 本当に自分の切実な願いは実現するように出来ているというか。マシン味が増してきた。

 

 次から次へ移れてもほぼ何も思わない。

 

 喜び、喜びもね、ないって言ったら嘘になる。

 

 底の底の方では静かに喜んでんだろうけど。

 

 ほとんど心の表面には見えてこない。ほぼ無感情、凪みたいな状態。

 

 

 だから嬉しくないっていったら嘘になるけれども、ほぼ嬉しさも何も感じていないような状態で、それに対するへこみとかもほとんどない状態で、作業から作業へ移れるようになってきた。

 

 その入口に立っている今、という気がする。

 

 時間かかったな。

 

 

 「化物になる」と決め、「マシンになりたい」と思い、結果ちゃんとその望み通りの姿に近づいてきている。

 

 俺はこの化物と並走する。

 

 最期まで見届ける。