<3370>「形足りる、発達する」

 あたしにそのシグネチャー、

 光るものが、

 いくつも見えているぞ、と、

 少しの声、

 少しの興奮で、

 それら、

 近いものを集め、

 集めるままに寄越す、

 どこだ、

 どこからだ、、

 この場駆けるもの、

 あたしは刻み、、

 あたしは潜る、

 

 あたしもの遠い、、

 あたしもののつながり、、

 各方面へ、

 過ぎていくだけのことを、

 確かめ、

 よろめき、、

 うまく掬う、

 うまく言う、、

 なに、

 形が足りないと、、

 あなたの響きは、

 そう告げているのか、、

 どうだろうか、、

 私には先、

 私には後、、

 少しのことどもを、、

 ここに用意するのだ、、

 私は振向く、、

 しずかなこのあとに、、

 私は到達する、

 私はかげの中を行く、、

 しばらく過ごし、

 しばらくながれる、、

 私は変更する、、

 乱打、

 乱打、乱打、、

 少しさめて、、

 いくらも発達させたもの、、

 あたしはそこへ、

 あたしは普通の揺れへ、

 自身を持っていく、、

 いくつ、

 いくつ、、

 

 ああはらわれる形、、

 いくらも、

 そこに見えているだけだが、、

 すごし、、

 あらわれるの、のこりの、、

 すがたかたちが、

 それぞれ、、

 まとまっていきながら・・・