小学校算数、中学校数学のおさらいを経て、高校数学を学び直している。
私は数Ⅲ、数Cをやったことがない。ここからは未知の領域な訳だが。
まあ今はまだ因数分解などをしている。
悲しい人間は数学に携わるべきだと言ったシオランの言葉が時を経て少しずつ私に効いてきている。
機嫌よく生きようという方針はあっても、まだ未熟なので、自分がどうなるか分からない不安や、不愉快な出来事にぶつかって、機嫌よくいられなくなることも多い。
そういうとき、数学の世界は完全に私を別世界へと連れていってくれる。
安心する。
没頭する。
電気工事における複線図なども同じ種類の楽しみ。
没頭する。
無心で線を描く。
簿記における仕訳や転記の作業なども同じ楽しみ。
今はまだ少し苦しく。
その苦しさも気持ちく。
セックスを沢山してみようということで沢山してみたけど、やっぱり一遍に過剰にやると偉いもんで少し飽きる。
身体は精子を作ってるから性欲はなくならないけど、セックスという行為には少し飽きてくる。
それで思うのは同じ人とずっと何回もセックスする人は偉い、立派なもんだということ。
年を取ってもセックスへの情熱を失わないのは偉い、立派なもんだということ。
2回セックスをしたいと思う人はそうそういないという類のことを、ゴルゴがどっかで言っている。
ゴルゴは良い意味でも悪い意味でも私の教科書になっている。