<3355>「所感(73)」

 人生の転換も、別れも、始まりも、突然で。

 

 まだ終わらないと思っていても、もう終わりはすぐそこかもしれないし。

 

 こんな場所に来るとは思っていなくても、条件が整えばあっという間にそこから生活を始めている自分がいたり。

 

 春は、激動の季節だ。

 

 ゆっくりしようと思って、あまりゆっくり出来た試しがない気がする。

 

 複数の線が走り、既存の線が、伸びたり、縮んだり。

 

 新しい線が出来て、一気に伸びようとしたり、止まったり。

 

 頭の中が、忙しない。

 

 

 どうするか。

 

 決まっている。

 

 いつもと同じ。手を動かす。

 

 具体的に、手を動かすことによって、一個一個、片付けていく。

 

 一個一個、まとめていく。

 

 そうやって生きてきたし、生きていく。

 

 さあ、行くよ。