<3339>「所感(65)」

 その資格の大体の総必要勉強時間をきいて、それをもとに1日の勉強時間を決めれば、どのくらいの地点でゴールを迎えたいかを自分である程度自在に設定することが出来る。

 

 総必要勉強時間がこれぐらいだから1日にこれくらい詰め込めば、とか、休みの日にめっちゃ時間やろうとか、確かにそれでも出来るし実際ゴール地点を近めには設定できるんだけど、副作用として詰め込みすぎるとバーンアウトがあるので。

 

 詰め込めすぎはよくない。徐々に慣れ、徐々に成長するのが1番遠くへ行ける。

 

 反対に、まだまだ先のことだからと1日の勉強時間を極端に短くしてしまうと、勉強のモチベーションとか強度が低下してダレるのであんまり良くない。

 

 そこはやっぱ長すぎず短すぎずを探っていくということでしょう。ひとつの領域につき30分、45分、1時間くらいの設定が今のところはちょうど良いかなって感じ。

 

 

 ゴルゴと牛河さん。

 

 牛河さんってのはねじまき鳥とか1Q84とかに出てくるおじさんなんだけど。

 

 私が物語世界で強烈に人間を感じるのはこの2人で。

 

 存在にリアリティはないのだけど嘘がない。

 

 というか、全く嘘で自己を装飾しようとしないから反人間的なのだよな。嘘がないってのは行き過ぎると毒になる。

 

 2人ともセックスしかしない。

 

 死と隣り合わせで生きている。

 

 技術は淡々と磨くが、それはプライベートを豊かにするためではない。

 

 嘘がなさすぎ、装飾がなさすぎる人間は、あまりに危険で、それだけで害をなす。

 

 人に好かれるということを、全く想定していない。

 

 不意に好かれても、どう対応したらいいか分からない。

 

 そういう人間、そういう、反人間にしか共感することができない。