<3314>「あたし今日良いことがありました」

 身のちぢみ、

 うき、

 ああ、

 今日もまたからだに、

 しずかな線を集めています、、

 あたしが能動的に、

 この時刻へ、

 なってきています、、

 あたしものちぢみ、

 ふくらむあと、、

 なにか、

 訳の分からないまま、、

 数をちらすこと、

 どこへ行こう、、

 どこへ入ろう、、

 ものが届き、

 また見届ける、、

 

 またおさまる、、

 隠れていて、

 どこか知らない、、

 透明な、

 空気のなかです、、

 あたし今日良いことがありました、、

 あたし今日街で回転しました、、

 などの、

 言葉を用意しよう、、

 言葉から先、

 次々に、

 身体を招んでしまいましょう、、

 わずかな印、、

 わずかなものの作り、、

 あなたはどこでも来て、

 どこでもあつまる、、

 どこでもくらくなる、、

 あたし、、

 その様々なものへ、

 あたし通過する、、

 あたし等しく、

 ここに生まれている、、

 だれか、、

 しらないさだめと、、

 しらない複数の気体と、、

 しらない光景、、

 

 あたししずかにそこへ垂れ、、

 液を待ち、

 日々を待ち、、

 徐々に、重なっていきます、、

 今夜はここで声しましょう、、

 声、通いましょう、、

 あたし水へ浮かぶんです、、

 ずっとずっと、

 それは長いんです、

 あなたも聞いています、、

 しずかな裸です、