<3292>「からだばかさいてい」

 あたし周到に、、

 あたしもの見、

 あたしみつめる、、

 遠のき、、

 揺れる方、、

 揺れるはたから、、

 まずからむ、

 まずつなぐ、、

 はたして、

 まずうたいからだして、、

 からだしぼる、、

 からだ液になる、

 液になる、時刻に、

 すべてがよばれている、、

 すべてがほどけさせられている、、

 しみる、

 うかび、、

 うるむ、、

 うるんだあと、、

 どこへともなく、

 どこへとも言わず、、

 

 はいたいする、、

 しずかな画面から、、

 また浮かび、、

 またかいたいする、

 このつちのあたり、、

 このつちのあそび、、

 お前たち、

 ゆっくり見ている、、

 ゆっくりここからころげ、

 はじまるの、

 揃って見ている、、

 揃ってまた先、

 また宙に、

 はじまってしまう、、

 ここはいつも、

 用意される道、、

 用意される一切、、

 あなたは先、

 あなたはうつろ、、

 ことばのなかで、

 ながくうまれて、、

 

 あたし道、、

 あたし四方、、

 あたしゆっくり、、

 かたちたくわえて、、

 それぞれを見、、

 それぞれで過ぎる、、

 それぞれのあいま、

 からだほてる、、

 からだばかさいてい、

 からだつく、

 水につく、、

 水ふたつつく・・・