<3290>「私のそば、爆弾と水」

 みだれていた、、

 あたしからだごと、

 あたしはじめることと、

 複数の違い、、

 複数のはじまりに、

 私は向かい、

 私はつなぐ、、

 意図があり、

 意図がとどき、、

 もののみえに、

 ひとつかかわる、、

 ひとつからみかけて、、

 ひとつものを取り、、

 かたちのない場所、

 呼吸のない場所や、、

 ふくらんだ記憶の、

 長い通りが、、

 ここへ見えている、、

 

 お互いのはたき、、

 お互いのよろしく、

 あたしははじく、、

 このものごとを順に、、

 私はひびく、、 

 すべてが、

 からだを先に、

 通すと言うのに、、

 すべてが、、

 道より先へ、

 生まれるというのに、、

 すべてが、

 はやく、、

 ものをさそっている、、

 ものから見え、

 ものの通りに、

 ありえた勢いで、、

 さわぎまわっていること、、

 私のそばに、

 かくれたもの、

 爆弾と、、

 ひいていく水、、

 かわききり、、

 よんでいる水、、

 

 ふたつの視界に、、

 まぜて、

 あたしもあたしで、、

 これは化物、、

 これは善でも、

 これは悪でもない、、

 なにこの大きな化物、、

 かどから巡り、、

 しずかな呼吸を招び、、

 いまのなかあたり、

 いまの向かいあたりに、、

 これは招ばれる・・・