<3286>「からだたちひびきはしれ」

 ひろいな、、

 道を少し、

 ここに求めているとだな、

 少しずつ呼吸が、

 少しずつはじまる、、

 あたし、

 形見たこともなく、、

 形つながり、

 もろともほどけ、

 もろともつづく、

 すくなくなり、、

 すくなくすむ、

 はての記憶、

 はてからやみ、、

 やんで続く、、

 またとない機会、、

 痛みがともなう、

 

 すこしからだふれ、、

 きたいを持ち、

 ながれるまま、

 しらされるまま、

 どこへあつまる、

 どこへかくされるの、、

 私は放り、

 私はよく見る、、

 私は少なく、、

 かたちあのこえ、、

 あのさばき、、

 水もとへ届け、、

 届くものきたい、

 からだすぐに走れ、、

 すくわれたもののこえのなかに、

 あたしはかぶさる、、

 あたしは上にくる、

 ものが遠くへ、、

 ひたすらにあつまり、

 ひたすらにつぶやく、、

 おいここへほうれ、、

 何度でもいいから、

 ここへ真っすぐ、

 ここへ、真っすぐ、、

 私は疑問を持つ、

 

 しずかな額をつかまえ、、

 あたしは言う、

 あたしはそこを夢のさなかだと言う、、

 内部に手を入れる、、

 うつるわずかに、

 あなたの表情などが、

 ここに用意され、、

 次々に見える、

 次々にうしろへたたむ、、

 まだ声が残っており、、

 私はうつろ、、

 私はひびく、、