<3280>「ひとの出口」

 見つけられた、

 あなたは朝だった、

 あなたは等しい時刻、

 くらやみ、

 中をお前の、

 そのすばやさで、、

 しずかに辿る、

 あ、

 存在の微量、

 存在の迂回、、

 あたしはなす、、

 あたしすくわす、、

 どれ、

 存在のヒのひらけ、、

 存在の宇宙時、、

 からだたどる、、

 からだうかぶ、、

 

 さてみてください、、

 これはどこへもむかう、、

 これはどこへも声掛けられて、、

 しずかにゆるぐのを、、

 どうにかこうにか、

 まっすぐに見ている、、

 まっすぐに、見た、、

 しずかな過去が、、

 私をさし、、

 私のなかを揺らす、、

 ひとの出口、、

 ひとのしいる、、

 ひとのあわせ、

 からだひと、、

 からだうくこと、、

 もののとおり、

 もののかたい、、

 あとへうく、、

 あとへすでに、、

 あつまったものら、、

 どこへ続く、、

 どこへ戻る、、

 もののさなか、

 もののほつれ、、

 あなたは忘れる、、

 あなたは吐き出す、、

 

 ひとのふくろ、、

 ひとのともし、

 あれ、

 自然に回転し、、

 自然に道を見る、

 あたしのあとで、、

 みたもの、

 みてすぎたものに、、

 あたしはある、、

 あたしはあるまま、、

 この地平に来る・・・