<3272>「まえかたち来る」

 からだまず知ります、

 して、

 むしります、、

 むしりとられたんだな、

 存在の最後、

 あたしが後方で、、

 こうして生きているあいだにも、、

 あなたに違いがないものは、

 次々に、見え、、

 次々に、さそう、、

 形、

 ありえないものに対し、、

 それぞれの空気、、

 それぞれの時代、、

 

 あたります、、

 まえのかたち、

 まえの過ぎ来、、

 はたしてこう、

 すぐに見えて、、

 ながれて、、

 私はすこしずつ来るものなのか、、

 それら、

 はっきりしたことは分からない、、

 はっきりしたことは少しも、

 どこか、、

 しらない場所で、

 かたちみたり、、

 どこへかけようかといったり、、

 さがすの、

 さがすかたち、

 ことばひのて、

 ひのふくらむて、、

 あたしさいどとおったり、、

 からだのなかに、

 よく傾けたりする、、

 したら垂らします、、

 あたしどこへものびて、、

 もう記憶映らない、、

 どこか探して、、

 

 からだ解体する、

 からだ回転する、、

 のぞき、

 まったく分からなくなったままの、

 この視界を、、

 あなたは見て、

 あなたはすっかり巡ってください、、

 あなたはひとつずつ数えて、

 私にください、、

 私見つめている、、

 もののなかにたらされたら、

 すこしいい匂いがする、、

 かこは見えない、

 ものの数のなかに、

 あなたが来て・・・