<3207>「道、かぞえる」

 あたし一度数えた身体です、

 かなうと複数に、

 計上する時刻、

 なにかと、

 かず増えていく時刻、、

 私は見ている、、

 しずかにこのみのなかを、、

 どうしようもなく、見ている、、

 あなた巡り数え、、

 どこに住む、

 どこに身体ふくらまして、、

 私住む、、

 私くたくたになる、、

 からだ、はじめているとき、、

 あなた、

 少しの祈りと、、

 祈りのなかにあるとき、、

 

 みちで会う、、

 あたしは、

 なにかを言うだろう、、

 あなたは、

 少しあわてるだろう、、

 こんなにも、

 志向して、

 こんなにも、、

 からだが増えて、、

 あなたはあたりまえと、、

 ここをよろこぶかもしれない、、

 どこからきたのと、、

 しずかにあなたを招ぶのかもしれない、、

 ね、、

 あなたはっきり見えているね、、

 どこに出ていてもいいのに、

 ここに、、

 見えているものがあるんだね、、

 私は曲がり、、

 私はみちになり、、

 みちから先、、

 少しずつはなれ、、

 少しずつかぞえて、

 少しずつ液です、、

 液のひとつはあたしです、、

 あたしふくらむんです、、

 

 ひとつの走り、、

 ひとつの語り、、

 あるこうふんのなかに、、

 私はひらき、、

 ひらくいろ、、

 少しずつあつまる、、

 少しずつあわさる、、

 あたししろく、、

 もののみえる先、、

 かこは液、、

 かこはものしずか・・・