<3186>「かたちうみ、うむ、うみ」

 ひとつの身の集まり、、

 さがして、

 さがしてはてて、、

 はてたからだつまむ、、

 つままれてまた先へ、

 また向こうへ、

 はっきりと見えているのを、、

 私は知る、、

 私はほどき、、

 ものにうつる姿、、

 からだで知る、、

 からだ複数で、

 どこから先へ出るのかも、

 はっきりとは分からないまま、

 そこへ、

 

 そこはかたちのうみ、、

 かたちちらばす、、

 ちらばるとすごく不思議なのに、、

 なぜかみて、、

 なぜかかめる、、

 なぜかふくんだあと、

 なぜか異質の砂の味、、

 ある、

 あたらしい粒、、

 そこそこ生まれていた、、

 こんなに溢れたいだけ、、

 溢れていたんだけど、

 私ははっきりと、

 この流れに沿うところ、をみる、、

 たしかめる、、

 たしかな呼吸のおきば、、

 おかれたひとびと、、

 さけぶさけぶ、、

 時間でこわくなる、、

 時間にまたさわる、

 あとからあとから、、

 ものかたちうむすべて、、

 かたちうむすこし、、

 うごきだしたあと、、

 うごいてでたあとのえきの、

 記憶のなかに、、

 そっくり入る、、

 そっくり見えていることと思える、、

 

 やはりすこしはる、、

 すこしとどめる、

 すこしもうすこし、と、、

 しずかに見ていくのに、

 しずかにばらけるのに、、

 あなたはふくらみたい、

 あなたは夢のままでいたい、、

 すこしの光景に、

 あなたからだたちならべ、、

 うるんでいくものを、

 少しずつ期待したい・・・