<3183>「かこふくむひたい、あおく回転する」

 すがたかたちあれ、

 あれひがし、、

 ものさがす姿、、

 まくまに、

 ひとつひとつ含まれているなひとつの少年と、

 ひとつのゆるやか、

 ひとつの大人、、

 ひとつのはさまり、

 あたしこのさようの上で、、

 踊り、

 踊られ、、

 もののいついかなるもの、空気、、

 ひとしく見ている、、

 ひとしく存在に、

 あなた合わさっているため、、

 私、

 無数に見ている、、

 無数に、見ること、、

 

 見る、そこから、

 ひきりなしに、からだ、、

 まとめて確かめて、

 もぐる、

 もぐるもぐる、、

 ふたをあけた時刻、、

 いまは、

 あたしを知らせ、、

 かなたかねのなか、、

 あなたは生まれ、

 次々に生まれ、

 泡立ち、、

 泡のなかに今もどるもの、、

 ひところより、

 近く、近くあつめ、、

 あおげる、、

 あおく回転する人、、

 遠く、

 遠くに回転が、、

 回転の物音が、きこえて、、

 あたしはやくする、、

 あたしはやく波する、、

 波になる、、

 あれが揺れるヒ、、

 揺れるヒの種、、

 私はさいわいに、

 この地のなかにながれ、

 ながれながれえて、、

 枝の辺り、

 すこし節の立つところ、

 まともににぎっている、、

 

 かこに、ふくむ、、

 いちいちだい、

 いちさがすヒのしたい、、

 したいかくす、

 したいさらさる・・・