<3179>「しみる‐再‐余生」

 まだつむこのはちに、

 まだひとりしむこのはたらきに、

 戻る戻る、

 上手く揺れる、、

 揺れながら、 

 あたしほどいていく、、

 しらぬまにあつまり、

 みてはどこを行く、、

 どこはたらく、

 このみこのまま、、

 あたしはたらく、、

 あたしすべてのひたいに、、

 すべてくるまれて、

 すべてさいはいのなか、

 すべてさいわいのなか、、

 あなたひかげひとり、

 ひとつものながれ、、

 ひとつかたちをもつかむ、、

 

 かえで、、

 こえのしんとうに合わせて、

 ゆっくりと、、

 その色をつける、、

 あたしものまとめる、

 あなたの姿などに、

 一量で、、

 随分と含まれてしまったな、、

 あたるあたらす、、

 あたしのさいご、、

 あたしは余生なんかいらない、

 と今は思う、、

 はてしないところ、、

 自分でも想像がつかない場所に出るため、

 ただしつこさを発揮するためだけ、、

 あとでながくかたる、、

 あとでわずかみてる、、

 

 あたしのなかのひが、、

 いくらもみえて、

 みたらどこへも、、

 どこへ来るのかも、、

 はっきりとは分からない、、

 はっきりとは伝えられない、ながら、、

 あなたはうたいあつめ、、

 あなたはしみあつめ、

 あつまったひがたの、、

 なかで泳ぐ、、

 なかでゆるぐこと、、

 どこからふえて、、

 この一量、

 このすすみのなか、、

 あたしはよくも、

 この地平を確かめえて、、

 どこにきこえる、、

 どこにすましますと、、

 ゆっくりきいている、ようなこと・・・