<3174>「工事する、細部する」

 ものすべて、

 ひとつの握り、

 ひとつのかいたいじ、、

 ひとつのたましいと、

 私の見事さ、、

 私はうつろい、

 ものからそばへ、

 からだひくくあつめ、、

 からださんざっぱら、

 からだ行方見つめて、、

 からだ元通る、、

 ゆめ、

 あたしは工事する、、

 あたしは細部する、

 ひどく遅れていたものたち、、

 

 なにか、

 よくは分からないグラデーションの、

 そのなかに、

 見つめてやまないもの、

 見つめてあらわれるもの、

 先にひとつ、

 おとしてはたかまり、

 たかまってはつなぐ、、

 つながってはみごろ、、

 みまもっては不思議、

 不思議またあいたいし、、

 あいしたまま、

 ことのなか、

 ことと少しさわぐなか、、

 しずかなヒのうかび、、

 うかんでは訪ねる、、

 うかんでゆらいで、、

 ゆっくりとあつまり、、

 あなたから時代、

 よくきこえた、

 よくたしかめえた声の時代へ、、

 まっすぐに、

 だまって入っていくこと、、

 だまって見えていくこと、

 よくもわるくも、、

 あなたは順に探す、、

 順番にものみずから、、

 ものいくつから、、

 たのしみだと少し知り、、

 あたしそこいつから、、

 いついかなる契約から、、

 からだを向きかえて、

 あたし少しする、

 少しことばする、、

 

 はれているそのマ、、

 そのマこえどうし、、

 こえよどおしする、、

 よどおしこえすること、、

 こえとどいてとどいてしていること・・・