<3171>「はだし‐はなし‐あし」

 ひとはひとつ、

 ひとつかたちむき、

 ひとつからだたしかめて、

 ものしらぬ向き、、

 ものからだにたてて、

 ひびの装いのはて、

 かなたからすごしにきた、、

 まだとどかない場、

 まだきこえない場、

 あるく、

 かたむける、、

 からだの西方へ、、

 もの、

 ものが鳴る、、

 順に見ている、、

 あたしものつくろう、、

 ものによりそう、、

 

 あたしもひとつ、、

 かどにふくらんで、

 じれて、、

 訳の分からない、、

 ひとやもの、、

 ひとつのじだい、、

 ひとつの揺れ、

 ひとつの渦、、

 ひとつの計画、、

 ひとつのものみ、、

 ひとつのあばれ、、

 ゆるく、

 かたちになりながら、、

 近く、、

 今の道の先、、

 まだ見ている、、

 まだふくらんで、、

 先、

 先へあらわれて、、

 まだ道を見ている、、

 

 まだ道あらわれえて、

 はだしはなし、

 はだからだかたちあしみな、

 あしあつめて、、

 まだそろう、、

 まだかたちのなかに出揃う、、

 よくも、

 それはつながっているところ、、

 私、

 私はさまっているところ、、

 私ふつうにはさまっているところ、、

 なおして、

 なんだかだ、

 なんだかだまだそこに生まれる、、

 生まれを得れる、、

 はい、

 はい、これからもうむ・・・