<3162>「一点一歩」

 笑わすと、、

 なかのあみから、

 少しずつ時刻が、、

 あるあたりまえのもののさばき、

 そのさばきのなかに、

 順に入る、

 順にまぎる、、

 あら少し見つめている、

 それはあたたかい、、

 それはかたりあい、

 もののゆく姿、、

 ものから一点、、

 一点を生みながら、、

 少し混ぜ合い、、

 混ざるもの全て、、

 どのように見て、

 どのように想像しても、、

 はっきりとはしない、

 はっきりとは言わない、、

 

 はだからそこへ、

 そこからかぜあつめ、、

 あつめようにより、

 からだの細部、、

 どこか浮かんだまま、

 順当に確かめえるのを、、

 私は見ていた、、

 私は見ているまま、

 どこから過ぎて、、

 過ぎたらそばにくる、、

 そばからおりて、、

 まだ訳もなく、

 この地平を見ているのの、

 あの状況を、、

 見つめる姿から、、

 あたしは想像し、、

 すくなくたまってき、、

 たまったままになるもの、

 予想のなかがわ、、

 隙間から触れ得るものに、、

 あたしはなってきた、、

 なったまま走る、、

 走ったままさがす、、

 さがしてさがして、、

 私は一歩になってきた、、

 私は眠りになってきた、

 

 水のたかくなるところへ、

 そっと姿を置き、、

 置いたままでたのしむ、、

 僅かに使い合わせて、

 その作業を楽しむの、、

 じっと見ているの、

 まだ分からなくも、

 ありながら私、、

 じっとそばにいるのよ・・・