<3161>「声の隙間、」

 声の隙間、

 あたしから染みて、、

 また言う隙間、、

 したら試みる、、

 したら身体どこか、

 放ったままにしておいて、

 ゆっくり見る、、

 ゆっくり声かける、、

 あたらしい日にち、、

 よく集まって、

 よくはなし、、

 よく転げたあと、

 どこへ用意されてある、、

 どこへつまみ、

 どこへつながる、、

 私のからだの底、

 順番に声かけよう、、

 順番にからだの底、、

 ものはまとまる、

 ものはいつも揺らぐ、、

 

 揺らぐまたのは、、

 からだいくつにも、

 いくつにもきこえ、、

 さんざばら過ぎて、

 過ぎて楽しむ、、

 楽しみから先、、

 先からあつめえて、、

 あつまるひとつの時代、、

 時代から裂かれて、、

 裂かれるまま、、

 まだ呼吸も通じず、、

 次から次、

 次から次と、、

 私は先を待っている、、

 少し爆発する、

 少しおそれる、、

 少しまきこまれている、、

 少しかたまって、、

 

 あなたの時間の先に、

 まだはっきりとは見えないものの、

 十分に含まれてやまないはずなのが、、

 ゆっくり来る、、

 ゆっくり確認できる、、

 今、

 しずかな風景にいちにん、、

 まだ訳も分からず、

 来ているようなところへ、、

 あなたは入っていく、、

 機会へ集まって、

 ゆっくりとすごす、

 ゆっくりとふくらみ、

 あなたにかえしていく、、

 こえのはじまり、

 こえの隙間に・・・