<3160>「ヒ、水、かろやか」

 おう、

 なにかが少し、

 絡み出すと、、

 私はそこの、

 しずかな時間ばかり引きずる、、

 順に見て、

 転げまわるばかり、、

 あたしは訊く、、

 どこへふくまれるのがいい、

 ながいながい記憶、、

 もっとあつまり、

 もっと集中しながら、

 あなたはここに、、

 あなたは存分に、

 この道のなか、

 このふたつのなかを、、

 しずかに絡んでゆく、

 

 ねえふたつのかたまり、、

 ねえ複雑な、

 からだを置くいくつものこと、

 いくつもの出会い、

 いくつもの日がさわぐ、、

 いくつもことばかたり、

 ことばかたち、、

 もの少し眺め、、

 もの少し珍しい、、

 しずかに裂け、

 しずかに泡がきて、、

 あたまのなかのこと、

 あたしにきかれている、、

 きこえがそのままで、

 そのままふたつにきて、、

 ふくれていて、

 あたしなにのあいだ、、

 なにの種類、、

 求めてはしずか、

 しずかかたりきり、、

 かたりあうヒ、

 あたりまえの水、

 水のあうヒ、、

 ヒから照る、、

 わずかな成分、、

 わずかな時間、

 あたしがいつも、

 回転を見ているの、、

 少しそこに並んで、

 

 かろやかな住まい、

 かろやかな時間、、

 なぜか遠く、

 なぜか近く、、

 ここで見事にもちこまれ、

 あなたはフェストゥム、

 わたしはフェストゥム、、

 どんどん来て、

 どんどん来て・・・