<3159>「血、問う、音、問う」

 かたちまわる、、

 幾分の血、

 幾分の消しかけ、、

 命の蓋、、

 あいだからながれ、まわる、、

 ひとみの者たち、

 ひとみにかける者たち、

 あたまを剥ぐ者たち、

 言葉なかに集う者たち、

 からだ立ちはじめ、

 からだ流れろ、、

 あちらへ揺れ、

 こちらへ揺れ、しろ、、

 気温をかけ、、

 からだまわせ、、

 からだ遠くに行っていろ、、

 ものにつくられていろ、

 

 あたしに合う形、、

 次々にながれ、

 そのまま食う、

 そのまま言葉に食う、、

 からだまどう、、

 まどうものから、、

 どこぞ、

 どこぞへあなたあたりまえに、

 あたりながら生まれろ、、

 恵まれた時間、、

 恵まれた日々、、

 感動の行き来しかない、

 感動の、行き来でしかない、、

 ほらそこのほうけ、、

 あたしはさみしい、

 あたしは少しずつふくれる、、

 かなたへ戻り、、

 次々にそばへ、

 次々になかへ、

 次々に外へ、

 あつめたまま、

 あつめたばかりのまま、、

 はだ、いれかえた、、

 いれかえて外へ来た、、

 外へ来るまま、、

 かたちはたらいていた、、

 かたちなかへ来た、

 ものごとの最中へ、

 ものごとをよく分かれさせていて、、

 かたち最中へ、

 かたちくねり、、

 ははのはだのヒ、、

 はだかのはだのヒ、

 見つめながら、

 

 音、実を問う、

 からだ、少し問う、

 しずかに問う・・・