<3145>「なかのことば」

 そこはたつあたる、、

 からだみてものみてもの、

 あたるから、

 どこから吐いて、、

 またどこに混じる、、

 あたしはかなりまとまって、

 ここへ戻ってきたもの、

 少ししずかにかえり、、

 あと少しのものごとへ、

 少しあわさって、、

 またしずかにかわく、、

 しずかに流れ去る、、

 あとはひとつ増えて、

 ものかたまって、

 ものしずかにわたしあってくれる、、

 

 あたしがヒをしずかに見るさま、、

 見てはずれない、

 見てたしかめようもない、、

 からだはなやぐ仕方、、

 ながれて忘れない、

 なかの ことば、

 なかの ことばには移せない、

 非常な支配、

 からだの支配、、

 あたしは外へ、

 外からまたあつまって、、

 わたしはしらない、

 すなのなかに向けてあつまる、、

 あつまった世界、、

 ふたつの風景、

 ふたつのからだに届けられる、、

 私はそのかたちのなか、

 からまりのなか、、

 ゆっくりつきあって、 

 まったくゆっくりながれる、、

 あたし合わさって、

 まったく間、

 間、時間のそぶり、、

 過去ふたつ、

 過去しずかにあがる、

 声、意図、

 どこまでもあがる、、

 あとで溶けて、

 あとで見てる、、

 

 わたしのヒの振り、

 ヒがかたちになり、

 あとですがた、、

 あとで ひらくそれぞれの揃いの姿、

 あたしは見えて、、

 あたしはふくれる、、

 ふくれたままのもの、

 ものがかなり前から、

 ここに集まってくる、、

 集まったそれぞれのことを・・・