ふたつのヒ
芯から、
またかたりでるひとつのヒに、
私は住む、、
私は膜を通し、、
また膜のなかへ住む、、
ひたすらはいり通しだ、、
あなたの声など、
はっきりとここへ向けて、ふるえ、
届きながら、
私は驚いている、、
しずかに、
からだがすべて、、
ここの皮膚を通る、、
どこから、
どこから、、
あなたのなかには、
どうしようもない暴力性の、、
生き方の鋭い、
鬼がいる、、
それは害をなす、
それは悪をなす、、
よく知っている、
よく知っているから、私は、
しずめてヘラヘラしている、、
悪を織り交ぜる、
作法と覚悟がないから、
しずめてヘラヘラしている、、
でも、
こいつを上手く、、
社会と調和させながら、
こいつを表に出したら、
一巻の終わりだ、
とならない方法で、
こいつを徐々に引きずり出す、
そういう方法を考えている、、
お前は出ろ、
出ろ出ろ、、
お前はどうしようもない激しさを持っている、、
なあ、
絶対に振り払われないぞ俺は、
暴れたきゃ暴れろ、、
お前は俺が掴んで離さない、、
おい、
そこではしゃぐなよ、
そこでへらへらしてくれるなよ、、
俺が通る、、
俺はお前の全部の血だ、、
おいそこでおれのことをこそこそとしゃべるなよ、
俺は用意したからだからなにから、
すべて含む、、
暴れたか、
暴れきったのか?
ここから先へ行くぞ、、