体躯、
やや透明な、そのなかに、、
あなた、
ひとつひとつの時空を、
そっくり含んでいこうよ、、
そっくりきこえて、、
あたし少し眠る、、
まどろむヒのこと、、
おもいのほか、白い、
人や、
ヒの記憶のこと、、
あたしもそこに、
つながってまぎれる、、
つながってあつまる、、
糸が、
方々からのびて、、
あたらしい空間を、
結びはじめている、、
誰だ、、
この鮮明なやつ、
日毎、
あつまった声になるやつ、
誰だ、
そっと通りすぎるやつ、、
過去から、しても、
あたしには、
そっと記憶が、
のびてくるような、
そのまき姿、、
熱がのぼる、、
同じような季節、
同じような幹に、
違う泥が必要になる、、
違うメッセージが必要になる、、
あたしのぼるのぼる、、
かんたんした、、
かんたんにかたくなった、、
からだはひとつの泥に、
触れはじめた途端、、
おさえていたものを、
全てはずされたごとく、、
もりあがりはじめた、
かたくてかたくて仕方ない、、
あたしはこれを、
どのような配分で迎えよう、、
迎えすぎて、
怠惰になってはいけない、、
静かな記憶に、
熱い液を流し込み、、
私は生を、
もう少し内側から立ち上げようとする、、
立っている、
立っている、、
これが記憶の先の声・・・