長い時日、
私は回転し、回転し、回転し、、
すずしい朝に出る、、
なにかが渡る、
この頼りないもののよく住む場所に、
あなたは来て、
あなたは時々、、
しずかにこちらの景色をうかがおうとする、、
これは重み、、
私にもひとつ用意されているところの、
確かな重み、、
誰により、
はりつけられているんだ、
誰にもよらない、、
しずかな電撃のなかに、
私は居るんだ、
居るもの、
居るもの深く探るもの、、
ドアをあけたらあなたがいない、
窓はあいている、、
あたしは立ち尽くす、、
尽くす手はなにがあるか、、
激しい抗議の沈黙、
怒りの表現、、
あのとき私はバラバラになり、
また重なった、
また作られた、、
生命がまたあって、
あなたのなかに入ってくる、、
あなたは時間的さびしさ、
あなたは時間的日々の興奮、、
こういうのは、
そっぽを向かれている、
なるほど、、
しかし私はこのあなたの泡のなかに、
あちこちとびちってもう生まれてしまっている、、
あなたを仰ぐ、
あなたはどうやら泡だらけでなく、、
少しかわいて、
疲れている、、
少し振動して、
少しかわかしている、、
日々のけだるさ、、
からだがどうしても元気に、
一丁盛り上がってくること、、
あたしはたたく、、
さあさあここの振動と、、
あなたに続けざまに掛けていく声、、
あたしは走る走る、、
あたしに続けざまに振る、、
それらかなしみ、、
好きなものと走る、
好きなものに畳み込まれる、
お前は息をしながら・・・