<3072>「透明な場所への」

 透明さ、に対する興奮、、

 私が、現実に対して、

 色のない部分を保持していて、

 そこに、

 体重をかけている、

 そのときの奇妙な二重性、、

 私が、

 それぞれの表情になり得るときの、

 いちいちの覚悟性、、

 歌う、

 なにかが足りない、、

 からだは穴を複数持ち、、

 どこへも、

 どこへも、、

 ただ、

 ものがただ、

 あふれたい放題にあふれている、

 その現場を見つめる、、

 

 あたしがひろく、、

 この流れのなかで、ひろく、、

 その先を、ひろく、、

 からだなど、

 どこへでも向かえるよう、

 そこをひろくとれ、、

 すべて流す、、

 人間が、少しずつ、

 人間の形をし始めること、、

 あなたが、

 随分と増えて、、

 その先に届いていく未来のこと、、

 分からないな、、

 音のない世界、、

 しずかにからだを畳み、

 そこで、過ごしている世界、、

 私にはその集まりが見える、

 

 人生と、皮膚と、

 そのあいだに、

 あなたの重りがおかれている、、

 外が、

 奇妙に関係がない、、

 どうしてだろう、、

 私は、、

 ひとつひとつの物事にさわれる、、

 となりにも行ける、、

 なぜだろう、、

 変な、

 訳の分からない疑問ばかりを提出している、、

 私は汗をかく、、

 いろいろと変なことをしてきている、

 というのは当時の、

 そのタイミングでも確かに分かる、

 試験を受けている、、

 帰っている、

 日常でまた、休んでいる・・・