<3069>「ひとつひとつの否定、ひとつひとつの揺らぎ」

 ひとつひとつが、

 簡単に合わさってきて、、

 いままだ見たこともない場所に、

 まっすぐに知らされる、、

 あたしは派手な出来事、、

 次々に花火が上がるのに、

 しずかについていく、、

 あたしはわずかな身体の余り、、

 しずかな興奮に、

 わたしをつけてきて、、

 わたしはしずかな時刻、

 ずっと生まれていることに、

 まるで気がつかないまま、、

 ここまで漏れ出てきてしまっている、、

 

 あたしがさわぎを知り、、

 ひとつひとつの確認のなかで、

 簡単な汗を流す、、

 疲れて、

 その辺に、

 倒れて捨てられている人、、

 しらぬ辺りに、

 あらためて生まれたまま、

 方々へ走っている人、、

 あなたから生まれ、

 好き好きに、、

 命を目指している人、、

 暗い時刻に、

 あなたが少し点いている、、

 あなたは光を頼りに、

 その道を歩くと決めている、、

 全ての否定、

 全ての揺らぎが来る、、

 わたしは、

 それらを無視せず、、

 とりあえず行ってみることにする、、

 なぜか声を掛けて、、

 あなたが半分になり、

 そこかしこに生まれるのを、、

 じっと見ている、、

 

 じっと、

 その姿のまま始まっている、

 ひとつひとつの語らいの、、

 なかに、

 私は楽しもう、

 遊ぼうとする、、

 それとは別に、

 楽しみに来てる訳でも、

 遊びに来てる訳でも、ないですよということが、

 同時に成り立つ、

 そういう地平へ来ている、、

 ここに来る意味はなにだ、、

 意味ではない、、

 楽しみであるか否かにかかわりなく、

 あなたはここに出てくる・・・