生まれてすぐ、、
ひとつの膜の中に、
合わさってきたことを、知る、、
誰が、
このおもいのなかを、
まともに溶けていくのかを、
私は知らないが、
私は知らないなら、
身体がまだ、
身体として、
しずかに合わさっているときに、
あなたの量を、
ここに求めておくようにと、
一言しているのを、
私は見ます、、
これはあたりまえか、
あなたは人を愛しているだろうか、
人間の模倣からはじめる、
そういうことで十分になってくるのだろうか、
分からない、
はっきりしたことは分からないながら、
あたしは順に汗をかいていく、
頭をはっきり持たしたいのと、
ぼやかしていたいのと、、
その二つの方向の、
欲望がからみ、、
私はひとつの空間のなかで、
あなたに語りかけている訳だけど、、
あなたはひとつの問題に、
ゆっくりと座っている、、
その背から、
いつまでもいつまでも水が流れる、、
その筋を追い、
私は不思議に眠くなり、
どこからいくか、
どこからそれは吸収されるか、
綺麗な映像だなと、
あなたもまたただの人間であると、
ただの人間というのは、
どの辺りのことを言うのか、、
あたしはまた、
眠る間際に、
ひどく興奮している、、
からだ化物のように、
そこらじゅうで大きな熱が打って、
あたしを迎え、
あたしはよそに入りながら、、
その本体を見、
その本体から、
つながる映像を得、
そんな複数の出会いを、
あたしはまたつかんでいる、、
ただ一段だけ底に入り、
存在をつかんでいる・・・